相模台病院


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看護部

看護部長からのメッセージ

看護部長

医療法人興生会 相模台病院は、健診クリニック・介護老人保健施設・居宅介護支援事業所・訪問看護ステーション・地域包括支援センターなど多くの機能を有し、 各々が連携しながら、地域住民の皆さまのニーズに沿った医療・介護サービスの提供ができる強みがあります。 また、一般科と精神科が併設されているため、高齢化社会の課題である認知症患者様への対応や、身体合併症の精神科の患者様にも対応できることが特徴です。 「地域の皆様の心身の健康を守る」という病院の基本方針を基に、精神と身体をトータルサポートできる看護職の育成に尽力していきたいと考えております。 また、看護部は、笑顔で親切に!をモットーとして神奈川県で一番優しい病院を目指していきます。

地域の特性から、病院に求められている役割を理解し、看護部に求められる役割をしっかりと認識し、一人ひとりの看護職が達成感を得られるやりがいのある看護ができるように導いていきたいと考えております。

あなたのキャリアアップを応援します

◎一人ひとりの看護観を大切に、サポートしていきます。
サポート風景

♦ 看護部の教育目標 ♦

■専門職として必要な知識・技術を理論的な裏付けを持って身につけることができる。

■看護の対象の個別性を捉え、包括的な視点で看護実践が行える。

■医療チームの一員としての役割を自覚し、行動することができる。

■患者様、ご家族の方と共に考える看護が実践できる。

クリニカルラダーによる教育

◎看護師としての専門知識や技術を段階的に身に付けます。
♦ 各段階別到達目標 ♦
レベルⅠ
基本的な看護手順に従い、必要に応じて助言を得て看護を実践する。
レベルⅡ
標準的な看護計画に基づき自立して看護を実践する。
レベルⅢ
ケアの受け手に合う個別的な看護を実践する。
レベルⅣ
幅広い視野で予測的判断を持ち看護を実践する。
レベルⅤ
より複雑な状況において、ケアの受け手にとっての最適な手段を選択し、QOLを高める為の看護を実践する。

新人研修プログラム(一般科・精神科共通)

◎1年を通じ職場適応のサポートをします。
4月
入職オリエンテーション
集合研修
5月
1ヶ月フォローアップ
メンタルヘルス研修
6月
医療安全研修
7月
3ヶ月フォローアップ
BLS
8月
フィジカルアセスメント
9月
多重課題
事例検討
10月
6ヶ月フォローアップ
11月
気管内挿管の介助
人工呼吸器装着中患者の看護
12月
看護倫理
1月
多重課題
事例検討
2月
災害時の対応
3月
1年フォローアップ
メンタルヘルス研修

精神科看護研修

◎精神科看護の専門知識・技術を系統的に学びます。
4月
精神科における観察と記録
5月
精神科の歴史と精神保健福祉法
6月
統合失調症の理解とケア
7月
気分障害(うつ病・双極性障害)の理解とケア
8月
臨床に必要な精神薬理学とケア(抗精神病薬)
9月
認知症の理解とケア
10月
臨床に必要な精神薬理学とケア(抗うつ薬)
11月
退院調整と在宅での看護
12月
精神科で役立つフィジカルアセスメント
1月
行動制限
最小化看護
2月
精神科看護と倫理
3月
事例検討

各病棟よりメッセージ

一般科病棟
一般科病棟

 大学病院勤務を経て、子育て環境が整っている当院に転職しました。育児休暇を取得後、院内保育園に子どもを預けて復職した部署は内科病棟でした。

 当院は急性期から慢性期まで幅広く、様々な疾患や看護を学ぶことができます。 当内科はPNSを導入しており、その日のパートナーと患者さまに合った看護を話し合いながら提供しています。 時には緊急入院や検査が多く、忙しく感じる日もありますが、一人で判断・対応するといった精神的負担がなく働けているので、家庭と仕事の両立をしている私にとってはとても素晴らしい職場環境です。

 また、子どもの体調不良などで急にお休みをいただくこともありますが、ママさん看護師も多く、また若い看護師も職場風土を理解してくれているので、お互いに協力していこうという雰囲気のある働きやすい職場です。

※PNS 「パートナーシップ・ナーシング・システム」

精神科病棟
精神科病棟

 精神科看護の魅力は、患者さまの生きる希望や人生そのものに関われることです。

 こころが健康なときも、病気になって長い経過をたどっている間も、その人の生き方を見守り、支える仕事をしていると感じています。 看護師は伴走者として患者さまを支えながら、一緒に考えたり悩んだりし、お互いに学び合いながら達成感を味わうことができます。

 また、患者さまの生活を整えること(療養上の世話)が看護師の仕事の一つですが、精神科看護では患者さまの心身の変動を統合的にアセスメントし、困っていることの解決へ向け患者さまと共に考える機会が多くあります。 看護の過程で、患者さまと信頼関係を築き、一歩ずつ回復へ向かうことに喜びを感じられます。

 当院は、精神科の急性期・慢性期、認知症、身体合併症など、さまざまな看護を経験できる病院です。多様なステージにある患者様とじっくり向き合いながら、患者さまだけでなく自分自身の人間性が磨かれ成長することのできる職場環境があります。

認知症治療病棟
認知症治療病棟

 一般的に認知症の患者さまは「全てを忘れている」「何もできない」と思われがちですが、患者さまは今まで、その人その人の人生を懸命に歩んでこられ、認知症と診断された後もその人らしさは必ず残っているものなのです。

 症状の進行に伴い一人で出来ないことは増えていきますが、患者さまの尊厳を守りながら、その人のできることを、その人らしさを維持できるように一人一人に合った生活機能回復訓練を計画し行っています。

 病棟内には医師・看護師だけではなく作業療法士・介護福祉士・看護助手・PSW、栄養士等が稼動し、各職専門的立場から患者さまのケアにあたっています。

 私達の基本方針とモットーは

① ゆったりと楽しくありのままに

②「してあげる」ケアから「共に過ごす」ケアへ

③ 残された力・機能を生かして優しく思いやりを持って、患者さまに寄り添う看護を提供しています。

腎センター
腎センター

 当腎センターの看護理念として「透析療法によってしか生きられない患者やその家族の不安・苦悩を正しく理解し、受容にむけて患者個々のレベルに応じた指導を行ない、 透析患者としての健康回復、機器による単なる延命にとどまらず、人間として生涯を全うするための援助をすること」を念頭に、日々透析看護にあたっています。

 当センターの特徴として、他科との連携により呼吸器疾患や消化器疾患等の治療を受けながら透析が継続して受けられることです。さまざまな疾患を抱えた患者様が安心して治療を受けながら、 その人らしく生活して頂けるようサポートしたいと考えております。

 また、透析患者の原疾患は糖尿病性腎症がもっとも多く、血管が狭窄・閉塞しやすいため、心臓からもっとも距離がある下肢血管がダメージを受けやすいと考えられています。

 そこで当センター看護師により全患者に対し、患者様の下肢に触れ、脈が触れるか、弱くなっていないか、皮膚の温度はどうか、感覚鈍麻はないか等観察し、患者の訴えに耳を傾け、 下肢末梢静脈疾患のリスク評価を定期的に行なっております。

 私たち看護師は医師の指示のもと、透析装置の操作、投薬、処置などに加えて、透析中の苦痛の緩和を図り、療養上で困っている不安などをベッドサイドで傾聴したり、日常生活で必要な支援として、 多職種との連携や調整を図る役割があります。

 これからも、透析患者の生活の質を向上させるための支援方法を話し合い、協働・実践していきたいと思います。

福利厚生

◎職員寮
職員寮外観
職員寮内観

職員寮は病院から徒歩3~5分と、通勤に便利なところにあります。 全室バス・トイレ・冷暖房・ベッド・冷蔵庫・キッチン完備のワンルームマンションです。 スーパーやコンビにもすぐ近くにあります。

◎たけのこ保育園
たけのこ保育園1
たけのこ保育園2

24時間保育で、ママさん看護師も安心して働けます。0歳児保育から行っています。 また、近隣の幼稚園とも連携し、幼稚園への送迎や退園後の保育も行っています。